梅が枝荘

歴史のある梅の里 堤梅団地

平安時代、「梅が枝荘」と和歌に詠われるなど、歴史ある梅の里として知られる大河原町。梅の木は現在町木に指定されています。
堤地区では、戦前に堤梅団地が作られ、敷地には3,000本あまりの白加賀や南高梅が植えられており、美しい花が見頃を迎えると甘い香りと共に春の訪れを伝えてくれます。
見頃:3月中旬~4月上旬

第12回 おおがわら梅まつり

日時:平成30年6月24日(日) 9:00〜13:00(雨天決行)
第12回おおがわら梅まつりは終了いたしました。

梅が枝荘

平安時代の歌人として有名な藤原実方(さねかた)が、陸奥守として赴任した折り当地で梅花もの言わず、鴬の声はおろか、物音ひとつ聞こえない森閑とした広野に、ひとりひそかに春を告げるこの梅の節操に感心し、次の歌を詠んだといわれています。

鴬の訪(と)ひこぬ里の梅の花 摘みてぞ知れん梅の操を

この歌以来大河原は「梅が枝荘」といわれるようになり、梅の名所として知られるようになりました。

堤梅団地

戦前の昭和7年旧金ヶ瀬村時代に食料増産で山を開墾し、助成金の代わりに梅の苗木を植林し、堤地区の農家約60戸が共同作業を始めたのがきっかけです。当時は道路が整備されておらず、もぎ取った梅40kgも入った袋を背負って運んだものでした。
平成元年には、団地内の道路が完成し作業も楽になり、現在は約6haの面積に3,000本余りの「白加賀」や「南高」、「花香実」、「石川」といった品種が植えられています。

金ケ瀬梅組合

戦後梅栽培農家が増え、金ケ瀬梅組合が設立されました。設立当時は100名以上の組合員がおり、昭和30年~50年頃までが最盛期でした。最盛期には県内はおろか水戸や小田原まで出荷していたそうです。
しかし兼業化や価格低迷、高齢化で組合員が年々減少し、現在は34名となっています。栽培面積は町内全域で約30ha、年間の収穫量は約30tとなっており、仙台の市場や加工業者への販売、町内の味噌醤油製造工場へ出荷し、梅干や梅ジュースなどの加工品となって、皆様の食卓に届いています。